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1月28日 ・ 年間第4主日 (B)

申命記18.15-20   ・ 詩編95.1+2、5+6、7+8   ・ 1 コリント7.32-35  ・ マルコ1.21-28

 

私が主任司祭をしている横浜司教区の2つの小教区で、第一部門と呼ばれている部門の教会委員 の霊的メンバーとの話し合いと更新を行う際に、他の3つの小教区の同じ部門のメンバーと共 に、私たちの生活の中での福音的勧めの意味する事を、詳しく説明する機会に恵まれました。信 仰生活を送っている修道女、修道者、司祭が、長い間厳しく行ってきた福音的な勧め(純潔、清 貧、従順)が、今では小教区においても、信徒たちの間で公然と分かち合われている事を、各々 が理解するのに有意義な時間でした。また、一方では、結婚しているかどうかにかかわらず、私 たちは、それぞれの人生にいろいろな道があることに気づかされ、他の何人かの人々は独身生活 を受け入れて、尊敬と正しい行い、そして、各々で真に聞くための耳と開かれた心をもって、そ れぞれの人生を歩んでいます。



 

今日、私たちは、各々の召命の神聖さ (神さまが私たち一人ひとりに呼びかけられ、そして、私 たち一人ひとりもお応えする) を祈りの中に込めて祈ります。神さまの同じお恵みが、この地上 での事ではなく、神さまの御手のうちにある私たち一人ひとりの肉体と魂を望ましい状態に保 ち、聖なるものとなる事に専念できるよう、導いてくださいますように。この地上での私たちの 日々の努力と希望の中で、イエス様を見出すようにという招きに対して、私たちがいつも応え続 け、人生のうちにイエス様の権威を見出すことができますように。私たちの信仰が、結婚してい るかどうかにかかわらず、自分たちの懸念や考え、そして、決断の基盤となりますように。